物に力を加わえると伸びたり縮じんだりしますが、力を除くと元の姿に戻ることを弾性といいます。
一般的に建築物の柱や梁も地震や風の力に耐えうるようにゴムと同じような弾性という性質を持っています。
また鉄骨や鉄筋コンクリートなど材料によって元に戻らなくなる限界値が把握されています。
例えば、震度4の地震が来た場合でも地震が終わると元の形に戻り、ほとんど修繕しなくてもそのまま利用できるように建物は設計されています。
当然、材料の劣化や変質はありますが、建物に長期的に住むことができるのは、このような弾性という性質を備えてるからともいえます。